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Green~君といた季節~【気象系BL】

第1章 きらきらひかる



そんなことがあって、
僕と翔くんは、とっても仲良しになった。

それまでは、
やっぱり潤くんがいつも、
翔くんの隣にいたけど、

その日から、何となく、
翔くんは、僕と遊んだりすることが多くなった。
お散歩に行くときも、
翔くんの方から、僕と手を繋いでくれるし。

それを潤くんとか、和くんとか、智くんは、
変な顔をしていたけど、
何にも言ってくることはなかった...

...僕からも、何も言わなかった。
なんか、翔くんの特別になったみたいで、
ちょっと...すごく!
嬉しかったんだ...


僕は、翔くんのお兄ちゃんになったんだもの。

翔くんのこと、守るんだ!

だからね、
僕、もっと強くなりたい!

小さい翔くんの、かっこいいお兄ちゃんになれるように、僕は、頑張るんだ!


.....


..........


そして、僕たちはみんなで、
保育園を卒園した。

いっぱい遊んだ保育園の思い出も、
お友達とケンカしたことも、
先生に叱られたことも、
おねしょして揶揄われたことも、
給食の人参、お茶で飲み込んでいたことも、

.....きっと、忘れない...

さよなら...僕たちみんなの保育園...

いっぱい、いっぱいの思い出を持って、

僕たちは1年生になるんだ...


...僕きっと、強い男になるよ...

翔くんのために。
翔くんと、ずっと、仲良しでいるために...


僕は多分、家族の次に、

...もしかしたら、
家族とおんなじくらいに、

翔くんが好きだ...





......保育園時代*END......



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