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君の瞳にうつるのは 【気象系BL】

第1章 _翔×にの


-翔side-




和「しょーさん、」


翔「あれ、にのじゃん」




ぴょこっという効果音が聞こえてくるように和が病室の入り口から顔を出す


和「えーっと、翔さんに会いたくて?」

翔「なんでそこ疑問系なんだよ(笑)」



アイスやら飲み物やらが入った某コンビニのレジ袋をわたされる

色々な人達から毎日たくさんの高そうなお見舞いをもらうけど
それでもやっぱ和からのが(コンビニだけど(笑))一番だなぁとしみじみ思う


和がベッドの脇に座る



和「今日は雑誌の取材が早く終わったんで」

翔「そっか。頑張ってるんだね。」

頭を撫でると、少しくすぐったそうに、でも嬉しそうに笑う
和が忙しくてここ一週間ぐらい会えてなかったせいか、和が笑うだけですごく襲いたくなる
が、ここは我慢…


翔「最近にの、すごく忙しそうだよな。大丈夫?」

心なしか少し痩せた気がする
そう言うと、あなたは俺の心配より自分の心配した方がいいんじゃないですか、と怒られた

和「あと、にのじゃ嫌です。二人の時は…」

翔「和、だよね。」

和「……はい。」



名前を呼ぶと、ほんのり頬を赤らめて、俺の手に自分の手を重ねてくる




あぁ、何なんだ。







この可愛すぎる生き物は…
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