第2章 ifの願い(コムイ)●
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「なぁ、最近コムイ怪しくねぇ?」
気分良さそうに鼻歌を歌いながら、整った服で「ちょっと出てくるね〜〜」なんて外出する姿を最近多く見る。
そんな自分の訴えなど右から左。
目の前の料理を貪るアレンは「ほうでふか〜?」なんて言っている。
「他でもねぇオレが言ってんだぜ?ぜってぇ外に女がいるんさあれは!なぁ?」
「はぁ…人の恋路を邪魔する奴は何とやらですよ。ラビ。」
さっきまであった食事の山はいつの間にか空皿の山となっていた。
「お前本当怖いな…」
皿を下げるアレンに続く。
こいつに話した俺がバカだったさ。
こういうのはやっぱり女子だよな。
あとでリナリーとジェリーにでも話してみよう。