第37章 千鳥と螺旋丸
「……カカシ先生!」
サクラが叫んだ。
カカシはナルトとサスケを注意する。
が、サスケはカカシとナルトをひと睨みするとその場を去る。
屋上をなんとも言えない空気が包んだ。
カカシはため息をつくとサスケを追った。
(……サスケと話し合いしに行ったのかな……)
私は原作を思いだした。
(サスケが大蛇丸のせいで里抜けすることはないだろうけど……
7班がバラバラにならなければいいな……)
私はそんなことを考えた。
その後、私は病院を出ると家に帰った。
『……あ、手紙……』
私はポストの手紙を取ると、部屋の換気をしてから封を切った。
『……メンマからだ』
手紙の内容は、今度木ノ葉の里に来ると言うものだった。
入院している間に届いたようで、すでにメンマたちは帰ってしまったかもしれないと私はがっかりした。
私はため息をついた後、久しぶりに体を動かそうと外に出た。
『……いい天気~』
私は空を見上げて伸びをすると、里を見回した。