• テキストサイズ

If...

第33章 紅い千鳥


三代目のもとへ行った翌日、玄関を出た私はそのまま固まった。


(何でサスケがここに?
まさか、三代目かテンゾウが昨日の事話したとか?)

私は突然のサスケの訪問に混乱していた。


「……よう……」

私の混乱をよそにサスケが片手を上げた。

『お、おはよう……』

私がそう言うと、サスケは修行をするからついてこいと言って歩き出した。

『え?は?突然どうした?』

私は訳が分からず立ち止まる。

「本選に出ないからと言って修行しなかったら体がなまるだろう?
任務もないんだ。」

サスケはそう言うと、いつまでも動こうとしない私に焦れたのか手を掴んで歩き出す。

『いや、だからなんでサスケと?』

私がそう言うと、嫌なのか?とサスケが睨んできた。

私はため息をつくと、しぶしぶサスケなら後についていった。






「あれ?今日は流もいるの?」


私とサスケが演習場に来てからしばらくしてからカカシが表れた。

『……どうも。』

私ポツリと挨拶する。

「今日からこいつも一緒に修行させる。」

サスケは私の許可もとらずそんなことを言った。
勿論、私もカカシも驚く。

「……別にオレは構わな~いよ?」

カカシはそう言いながら、私に哀れむような視線を投げてきた。


『……はぁ~』

私は諦めてため息をついた。

(我愛羅とメンマに、一緒に修行出来なくなったって伝えなくちゃ……)

私はサスケを見て、もう一度ため息をついた。
/ 450ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp