第33章 紅い千鳥
『よし、それじゃ、メンマも呼んできて三人で修行しようか!』
旅館につくと、私はそう言って我愛羅がメンマを呼んできてくれるのを待った。
我愛羅がメンマと戻って来ると、私は演習場に向かった。
『さてと、何しようか?』
私は演習場まで来るとそう言った。
「……決まってなかったのか……」
我愛羅が呟いた。
『ハハハ、まぁ取り敢えずサスケ対策でもしておく?』
私はメンマと我愛羅にそう言う。
「俺はアイツよりメンマと戦う事になると思うがな……」
我愛羅がそう言うと、メンマが嬉しそうな顔をした。
『でも、メンマの一回戦はサスケだからね~。』
私がそう言うと、メンマはうつ向いた。
「私、あの人苦手だってばね……」
メンマはそう言うとため息をはく。
「メンマなら大丈夫だ。」
それを見た我愛羅が励ますように言った。
『……でも、木ノ葉で九尾の力は使えないから、それを補えるように、後1ヶ月修行しよう!』
私がそう言うとメンマが頷いた。
『サスケは我愛羅対策として、徹底的に体術、スピードを上げてくる。
しかも、その上で新しい術を覚えてくる。
……だからね、私たちも新術の修行しようか!』
あっさりとそう言った私を二人は驚いて見ていた。