第25章 覚悟と決意
再不斬の質問にルミ が答えたあと、再び戦いが始まった。
カカシは再不斬の水分身を倒したあと、水牢の術で捕まってしまった。
「オレぁよ、お前らぐらいの歳の頃にはもうこの手を血で紅く染めてたんだよ…。」
啖呵を切ったナルトに再不斬が言った。
そして、霧隠れの卒業試験の話が始まる。
『確かに、俺たちは誰かを殺したことがないし、殺す覚悟もできていない!だけどな、命かけて仲間を、里を守る覚悟ならできてんだ!』
ルミが再不斬にそう言うと、カカシ達が驚いた顔をする。
『俺は、大切な物を守るために、殺す覚悟をしようと悩んできた。でも、できなかった。だから俺は命をかけて守る覚悟と殺さない為の力をてにいれると決意したんだ!』
ルミの言葉に、今度はカカシたちだけでなく、再不斬までが驚いた顔をする。
カ(こんな子供がそこまで考えて、しかもそんな答えを出す何てね。)
カカシは面白そうに俺をみた。
「甘いな、そんなんじゃ、この世界で生き残れねぇよ!」
再不斬はそう言うとルミに斬りかかる。
「流!」
それを見たナルトが叫んだ。
『大丈夫だ、こっちは俺が何とかするから、お前とサスケは先生を!』
ルミは攻撃をかわすとそう言った。
そして、手裏剣に変化したナルトが水牢の術を解いた。