第25章 覚悟と決意
そこからの展開は早かった。
再不斬の動きを真似したカカシが再不斬を追い詰めた。
ザ「お前には未来が見えるのか?」
カ「ああ、お前は死ぬ!」
カカシがとどめをさそうとした時だった。
「フフ、ホントだ、死んじゃった。」
千本が飛んできて再不斬を貫いた。
千本を投げたお面の少年が現れ、カカシに礼を言う。
そして、死体を持ち帰ろうとする。
『おい、重くないか?ここで始末してけば?』
それを見たルミがニヤニヤしながらそう言う。
再不斬が生きているのを知っている為、からかいたくなったのだ。
そしてルミの言葉に、カカシが不審そうな顔をする。
「いえ、何かと秘密の多い死体なので。」
少年はそう答える。
『そう?
それじゃ、お大事にね?』
ルミはそう言って少年に笑いかけた。
少年(まさか、気づいて!?)
少年は驚きながらも、再不斬を抱えるとその場から消えた。