第25章 覚悟と決意
カ (次に奴らが襲って来るとしたら、中忍じゃなくて上忍レベルに違いない…、あ―やだ、やだ)
カカシは歩きながらそんなことを考えていた。
その時
「そこかぁ―っ!」
ナルトが草むらに手裏剣をなげた。
ナ「フ…なんだ、ネズミか。」
サク「って何かっこつけてんの!!
そんなとこ初めから何もいやしないわよ!」
カ「コ…コラ!頼むからお前がやたらめったら手裏剣使うな…マジでアブナイ!!」
タ「こら!チビ!!まぎらわしいことすんじゃねえ!」
一斉に怒鳴られる。
そして、
「そこだぁー」
再び手裏剣を投げた。
カカシは怒られるナルトを放置して草むらにはいる。
そして、ルミも後を追う。
そこにいたのは真っ白いウサギ。
(来るな。)
ルミは心のなかで呟く。
カ「!全員ふせろ!!」
「「「!」」」
カカシの叫びに全員が伏せた。
「へーこりゃこりゃ、霧隠の里の抜忍、地再不斬君じゃないですか。」
現れた敵にカカシが言った。