第25章 覚悟と決意
ルミは素早くナルトの前にたちナルトを庇う。
そして、苦無を敵の足になげ地面に縫い付けた。
「おじさんさがって!」
タズナはサクラが盾になって守り、サスケがサクラの前に出てサクラを守った。
「流!?」
ナルトは前に立つルミに驚く。
苦無を抜いた敵が再びこちらに向かってきた。
「ぐォ!」
だが、次の瞬間に、カカシが現れ、敵を二人共捕まえた。
ナ(カカシ先生…!生きてた!?)
サス(フン…出しゃばりが…)
タ(ほっ、どうにか助かったわい)
現れたカカシに全員が安堵する。
『大丈夫か?』
ルミは傷を負わされていたナルトに聞く。
「ナルト、すぐに助けてやらなくて悪かったな、ケガさせちまった。お前がここまで動けないとは思ってなかったからな。取敢えずサスケ、良くやった。サクラ、流もだ。」
カカシがサスケを褒める。
「ケガはねーかよ、ビビリ君?」
そして、サスケが動けなかったナルトを馬鹿にする。
ナルトそれに食ってかかった。
「ナルト!ケンカはあとだ。
こいつらの爪には毒が塗ってある。お前は早く毒抜きする必要がある。
傷口を開いて毒血をぬかなくちゃならない。
あまり動くな。毒がまわる
……タズナさん。」
カカシがナルトをいさめる。
タ「な…何じゃ!」
カ「ちょっと、お話があります」
カカシがタズナにそう言った。
「こいつら霧隠れの中忍ってとこか……。
こいつらはいかなる犠牲を払ってでも戦い続けることで知られている忍だ。」
カカシは捕まえた二人を見てそう言う。