第25章 覚悟と決意
そこから話しは、忍び五大国の話になり、火影がいかに凄いのかと言う話しに移って行く。
「とにかく、ま、安心しろCランクで忍者対決なんてしやしないよ。」
カカシかそう締め括る。
「じゃあ外国の忍者と接触する心配はないんだ…。」
サクラが安心したように言った。
「もちろんだよ。アハハハ!」
笑うカカシだったが、今の言葉にタズナは反応していた。
そんなタズナの変化に気付いたのは、カカシとサスケ。
そして、全てを知るルミだった。
(水たまり。)
そして、現れた水溜まりにルミが緊張した。
カ(流は気付いたか?)
ルミの変化に気付いたカカシ。
そして、次の瞬間、鎖がカカシに巻き付いた。
「「一匹目」」
鬼兄弟はそう言うと鎖に力を入れてカカシを引き裂いた。
「 キャ―!」
それを見たサクラが悲鳴をあげる。
「「二匹目」」
鬼兄弟はターゲットをナルトにしたようでナルトに向かっていく。
それを見たサスケが手裏剣とクナイを指に引っかけ、先に手裏剣を投げた。
手裏剣は鬼兄弟の鎖と一緒に木に刺さる。
サスケはその手裏剣の真ん中にクナイを投げ鎖が外れないようにした。
サスケは身動きが取れない鬼兄弟を蹴る。
鬼兄弟は、サスケに蹴られながらも鎖を腕から外し、体勢を立て直すと、一人はナルトへ、もう一人はタズナ達の方へ向かった。