第24章 サバイバル演習
side-you-
カ「おーおー、腹の虫がなっているね~、君たち。」
私たちは、最初に集合した場所にいた。
ナルトはやはり丸太に縛り付けられている。
「 ところで、この演習についてだが、ま!お前らは忍者学校に戻る必要ないな。」
カカシがそう言って私たちを見る。
「「「!!」」」
カカシの言葉に、合格だと思った三人が驚く。
ナルトは嬉しそうな顔をして、サクラは気絶してただけだけどいいのかな、と呟く。
ナ「じゃあさ!じゃあさ!ってことは4人とも…」
カ「…そう、流以外忍者をやめろ。」
『「!?』」
カカシの言葉に全員が驚く。
勿論、自分だけ合格だと思っていなかった私も驚く。
「忍者やめろってどーゆーことだよ!
そりゃさ!そりゃさ!確かにスズ取れなかったけど!
なんでやめろまで言われなくちゃなんねェんだよ!!」
ナルトが怒鳴る。
「どいつもこいつも忍者になる資格もねェガキだってことだよ。」
カカシはそう言う。
そして、その言葉に怒ったサスケがカカシに突撃して、押さえつけられる。
「サスケ君を踏むなんてダメ―!」
踏まれりるサスケを見てサクラが叫んだ。
「お前ら忍者なめてんのか、あ?
何の為に班ごとのチームに分けて演習やってると思ってる?」
カカシは三人を睨みながら言う。
カ「つまり、お前らはこの試験の答えをまるで理解していない。」
ナ「答え!?」
サク「だから……さっきからそれが聞きたいんです。」
カ「ったく。」
ナ「あ~も~!だから答えってなんだってばよ!?」
見覚えのあるやり取りを傍観していると、カカシがわざとらしく溜息を吐き、視線を私達に戻した。
カ「それは…チームワーク、だ。4人でくればスズを取れたかもな。
まぁ、流は気付いていたようだが。」
「「「!!!」」」