第24章 サバイバル演習
「忍たる者、基本は気配を消し隠れるべし」
カ(よし、みんなうまく隠れたな)
カカシは
私たちが姿を隠したことを確認した。
「いざ、尋常に勝負!しょーぶったらしょーぶ!」
一人だけ隠れていなかったナルトが叫ぶ。
私はそれを見て予定通り動き出した。
「ズレてんのはその髪型のセンスだろ!」
ナルトの声が聞こえてくる。
私はサクラを探していた。
カ「木の葉隠れ秘伝体術奥義!千年殺し~っ!!」
ナ「ぎぃゃあぁぁぁぁぁ!」
サクラを見つけたとき、ナルトの悲鳴が聞こえてきた。
(やられたな。)
私は浣腸されるナルトを思い出し苦笑いした。
『サクラ!』
私はサクラに声をかけた。
「流!」
振り返ったサクラは驚いて私の名前をよんだ。
『鈴なんだけどさ、皆で取りに行かないか?』
私はサクラにそう言った。
だが、サクラは困った顔をする。
「私、今からサスケくん探さなきゃならないの。
それに、鈴は三つでしょ?
皆で取ったら奪い合いになっちゃう!サスケくんと争いたくないの。」
そう言って断られてしまった。