第18章 合同演習
3対3の演習に、一段落つくと、私達は三人バラバラのクラスに移される事になった。
これから演習が終わるまで、木ノ葉のアカデミー生とチームを組んで演習を行うらしい。
バラバラになったのは私達の班だけでなく、砂の里からきた全ての班がバラバラにされていた。
「~知らない人と何て無理だってばね~!」
メンマが泣きそうになりながら私にしがみついてきた。
『メンマなら大丈夫だよ。友達を作るチャンスだろ?頑張ってこい。』
私がそう言ってメンマの頭を撫でるとメンマが顔を赤くした。
「何か、本当に男の子見たいってば。」
メンマはそう言うと、男の子だったらモテるタイプだってばね、と呟いた。
新しく組むことになった木ノ葉のメンバーを見た私はガッツポーズしそうになった。
なんと、メンマはナルトと同じ班だった。しかも、もう一人は日向ヒナタ。
あの班ならメンマもうまくやって行けるだろう。
しかも、ナルトとメンマを会わせるという目標も達成させた。
そして、我愛羅は油女シノとよくわからない男子。
この班はどうなるか予測不可能だ。
最後に、私の班は山中イノと春野サクラ。
私が本当に男だったらハーレムだった。
私は、ナルトやサスケと同じ班に慣れなかったが、これはこれで満足だった。