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第18章 合同演習


木ノ葉の里についた翌日、私達は木ノ葉のアカデミーに来ていた。


今は、演習場で3対3の戦闘演習をしている。


『我愛羅、手加減してあげてね?』

私がそう言うと、我愛羅は大きくため息をついた。



「わかっている。」

我愛羅の返事に私は微笑んだ。
原作通りの彼なら、相手の生徒を殺しかねないが、今の彼はそんなことはしない。
風影もそれが分かっていたから、この合同演習に我愛羅が参加する事を許したのだろう。

これは、テストでもあった。
今回、砂の里に帰るまでの間、我愛羅が何の問題も起こさなければ、我愛羅の監視が解かれるのだ。

我愛羅は気付いていないふりをしているが、四六時中暗部に張り付かれていては心が休まらないだろう。

私は、風影が言った言葉を思い出していた。





戦闘演習は相手が弱すぎた。
私達がクラスのトップから、選抜されたのとは違って、木ノ葉の生徒は全員が演習に参加するため、ピンからキリまでチームがあった。

(まぁ、アカデミー生なんて私と我愛羅からしたら弱くて当然か。)


私は、そう考えて苦笑いした。
メンマも強いが、九尾の力を使える事を除けば、アカデミー生レベルだ。
そして今回、メンマは九尾の力を使うことができない。
何しろ、ここは九尾の人柱力がいる里なのだ。

(そう言えば、まだナルトたちにあってないな。)

私達が入れられたクラスにナルトはいなかったため、私はまだナルトに会っていなかった。
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