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好きやねん。
第1章 不満じゃないけど……
わたしは今、付き合ってます。
お相手はまさかの、生徒会長。
わたしと会長との間に接点など何も無かった。
でも、ある日。
ほんっとに、特別でも何でもない、ふつーの日。
下駄箱に手紙が入ってた。
〈話があるので、屋上に来て欲しい〉
差出人は謎。
まあ、行ってみるか。
みたいな軽い気持ちだった。
まさかそこに会長が待ち伏せてようだなんて、その時のわたしは思いもしなかった。
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