第7章 忘却の桜
「そうだ鈴音!お前に初の仕事いっていい?」
馬鹿松が、いきなりそういい放つ。
「変なことじゃないならいいけど」
とゆうか、もしワケわかんないことを言い出したらこの場で鉛玉ぶっぱなす勢いで顔にBB弾ぶちこむけど。
「トド松呼んできてくんない?」
あら、以外と普通だった。
そういえば朝食だというのに、トド松くんの姿が見当たらない。
「それは構わないけど、この屋敷ってさ異空間だよね?てか普通じゃないよね」
また異空間に迷いこむなんて御免だ、冗談じゃない
.... 二度と帰ってこられない気がする
「あー確かにそうだな、まぁそれは俺がトド松のいる扉の前まで飛ばしてやるからさ」
なるほど、それなら安心....
「でもさ、そんなことするなら馬鹿松が行った方が早いんじゃない?」
至極全うなことを言った。
「んー、そうだけどなんか違うんだよな.... 」
なにが言いたいのかいまいちわからないけど、変なことじゃないし
仕事は仕事だ。
「わかった、そのかわりちゃんと全部飛ばしてよ?」
飛ばすと言われると少々怖いものがある。
ほら、体の一部がちゃんと送られてないとか....
ホラー映画の見すぎだろうか?
「おいおい!俺は一応長男なの!わかる?それくらい朝飯前だっつーの!」
いや、その時点で不安しかないからね。