第6章 ブレックファーストはドレスコードで....
「まっ!いいんじゃない?初めっからそのつもりだったし!それにそんな格好だし」
にやつきながら言われると、何故だが悪寒が走るんだけど....
いやちょっと待てよ
「じゃあ、働いてもらおっかぁ.... 先ずはさっきの非礼を詫びな?後ちゃーんとおそ松様って呼ぶんだぞ?メ、イ、ドさん?」
すっごいゲスい顔する馬鹿松。
........殺していい?ねぇ、殺していいよね?
「先ほどは大変失礼致しました、《馬鹿》松様」
「わーお、反抗的だねぇ、それもそれで萌えるけどねー」
ケタケタ笑う馬鹿松、そしてその横では泣き続けてるヴァンパイアが一人。
「ニャーちゃんが、僕のニャーちゃんが.... 」
バラッバラっになった破片を集めながら、力を開放するチョロ松くん。
そんなことで力を使うな!
「ブラザー、形有るものは壊れゆく定めなんだぜ?ほら、涙を拭いて?そしてこのカラ松の胸に飛び込んでおいで.... 」
ばっと手を広げるイタ松。
相変わらずイタイ
「いらねーし、気持ち悪いし、ってなんだそのハンカチ!スパンコールだらけじゃん!そんなのでふいたら皮膚血だらけになるわ!」
的確なツッコミをいれるチョロ松くん
上二人がこんなだと、苦労も多いよね....
「クソ松、食事中に席立つな、オレの視界にはいるな、死ね」
言ってることは間違えではないけど、なかなかと手厳しい一松くん。
これ、相当イタ松嫌いだわ。
「ごちそうさまターーッチダウンー!!」
走り去る十四松くん、あっ今ガッシャーーンって聞こえた。