第12章 松野一族扶養(?)選挙~インタビュー~
「じゅーし松松松松松!!!」
十四松さん、面接ですよ。
我慢しましょう。
「はい!」
十四松さん、変顔をしながらバットを振るのをやめましょうね?
「はい!」
これは面接ですよ?
「はい!」
そしてなにより....
私の頭に乗るのは止めてください。
「はい!」
あっ、言えば止めてくれるんですね。
早く言えばよかった。
「ねぇねぇ!僕ねー!僕ねー!やきうしたい!やきう!」
んー、野球なぁ....
熱出てる人は野球できないかなぁ....
「あっ!じゃあこれ!?ぶんれつうぅ!!」
お、おおう!!
分裂はやめなさい!分裂は!
「えー!なんで!?一発で治るよ!!」
いや、わかるよ?
わかりますけども....
私まで十四松になったら、十四松祭りになっちゃうからね?
「えーーっ!!!そうなの!?ならなおさら!!」
ちょっ!やめて!やめて!十四松さん!!
ああぁぁぁぁあー!!!!
「じゃあやめるー!!」
どっせえええええい!!!!
って!私は健康だよぉ!!
って!言えば止めてくれる!!
本当に十四松さんにはかなわないよ。
とりあえずパフェ食べてて。
「マジすかマジすかマジすかー!!あざーーす!!」
パクッ!!
「あんまぁーーーー!!!」
よかったすわ、そんなにパフェ好きなんすか??
「うん!僕パフェだーい好きっす!そうだ!鈴音ちゃんにもあげまひょかー!!」
いや、熱出してる人にパフェとかただの拷問だからね?
鈴音さん倒れるから!
「えー!?そうなの!?へーこーみーマッスルマッスル!」
あっダメだこれ(笑)
「大丈夫!ちゃーんと僕が看病しマッスル!」
本当に?あれだよぉ?分裂は禁止だからね?
「あい!一生懸命頑張りマッスル!!」
十四松さん!ありがとうございました!!
「はい!十四松です!!」
巨大化しちゃダメエエエ!
ぐふっ....