第2章 夜に舞うのはコウモリ達
「まだいってんの?やめなよ、中2病なサイコパスはカラ松だけで充分だよ」
とばっちりを受けるカラ松、ごめんなんか弄りやすいんだよね。
「....冗談.... ね?」
怪しい笑みを浮かべるおそ松に、ぞくりと背中に悪寒が走った。
「か、かえっていい?」
「.... ダメだよ」
後ろにいるのは、さっきまでとっても可愛かった十四松くん
でも今は別人、狼が獲物を狙う目をしてる。
なんでいきなり、こんなに恐怖心がわいてくるのかわからない。
「あー!おそ松兄さん、わかったよ!鈴音ちゃんが信じてくれる方法」
トド松くんがニヤリと微笑む。
なにそれ、めちゃくちゃ怖いんだけど。
「....血、吸っちゃえばいいんだよ」
なにいってんの?