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HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】

第8章 同期、さんにん。





次の日、仕事に行くと先輩方の心配そうな顔。

大丈夫だとデスクに戻れば
普段通りの顔した月島くん。

『おはよ、月島くん。昨日はお見舞いありがとうね?』

「おはよう。椎名サン。体調良くなったんだ。」

『おかげ様で。ご心配おかけしました。』

にこりと笑い自分のデスクに座る。

その直後に震える私のスマホ。

もしや…


確認すればやっぱり…


”昼、最初の場所で”



ちらりとそちらを見れば目があう。

ふいとそらし、私は昨日できなかった仕事に取りかかった。








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