• テキストサイズ

HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】

第6章 GWのお出かけ。




スカートから手が抜ける。

『な…で…』

中途半端に止められ疼く身体。

「そのほうがオモシロイから。」

そう言った月島くんは

セックスの時に見せる快楽に塗れた笑顔を私に向けていた。










「おまたせー!」

走る足音、私達にかけられた声。
灰羽くんが戻ってきた。

「はい、水。ってかさっきより顔真っ赤じゃん!梢本当に大丈夫⁈」

「さっきから休まないで帰るの一点張り。明日も休みなんだからどこかで休憩していけばいいのに。」

「そうだよ。もう少し休んでから帰ろう?」

灰羽くんが私の体を支えようと手を伸ばしてくる。

縋るように私は灰羽くんの腕を掴んだ。

「大丈夫?椎名サン。」

そう言い、月島くんは私を支えるようにそっと背中に手をまわす。

『っつ…』

自然な動作で、私の背中を撫でる月島くん。

でも、その手は私の感じる場所を的確に撫でてくる。

だめだ…
声が出ないように口を片手で押さえつける。

「ちょっ!梢⁉︎」
「椎名サン!」

倒れそうになる体を背中を支えていた月島くんが捕まえた。

「イきなよ…」

そう、耳元で聞こえた瞬間、私の頭は真っ白になった。



/ 235ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp