第4章 げつようび。
「何勝手なことしてるの。僕の楽しみ奪わないでよ。」
そう言って、月島くんは私の体を洗い始めた。
わざとらしくぎりぎりのラインを指がかすめていく。
わざとだってわかっているのに、さっきまで感じさせられていた身体は熱を帯びる。
「何?感じてるの?洗ってるだけなのにね。」
唇を噛んでたえているのがわかったのか、耳に息を吹き込むように呟いた。
ぞくり
背中に電流が走ったような感覚。
『そんなこと…ない…』
口先だけの抵抗。
月島くんもわかってる。
「へえ…じゃあ、
ココ、濡れてるのは何で?」
そう言った月島くんは私の秘部に指を這わせ、流れ出た愛液を指に絡めると私の眼前に見せつけるように指を広げる。
月島くんの指は室内灯に照らされテラテラと光っていた。
『さっきシたときの…』
「じゃ、ないよね。正直に言いなよ。感じてるって。」
耳を甘噛みされ、喉元をくすぐられ、快感を引き出していく。
『感じてなんか…ない…』
「強情だね…ツマンナイ…」
そういうと、月島くんはシャワーを出し私についていた泡を流し始めた。