• テキストサイズ

HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】

第4章 げつようび。


時間が来たのでホテルから出る。

すこし、身体が疼くけど仕方がない

破けたストッキングはホテルに捨ててきた。

なにも話さないまま、駅につく。

「連絡先、教えてよ。」

私は言われるがままにメッセージアプリのIDを教えた。

2人で同じ方向の電車に乗る。

私が降りる駅の2つ前。

そこで月島くんは降りた。



『月島くん!…お疲れ様でした。』

「おつかれ、椎名サン。また明日。」

パタン

扉が閉まった。



カタン
カタタン

電車が走る。


私の気持ちを置き去りにしたまま。






セフレってやつか。

そう心の中で呟く。


気持ちがうまくまとまらない。



灰羽くんに告白されて

月島くんのセフレになって




ああ、もうわからない。

頭が混乱してる。

窓に映る自分の顔は

困ったような



泣きそうな顔をしていた。

/ 235ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp