第4章 げつようび。
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「シャワー浴びる…?浴びれる?」
『浴びたい…けど、腰が…』
激しくされたせいで腰が立たない…
部屋を出る時間まではなんとかなりそうだけど…
『家帰ったら浴びるよ…だから月島くんシャワーどうぞ…ってなにしてるの⁈』
乱れた服を脱がされる。
下着からなにから全部。
『さすがにもう無理!って…どこに連れて行くの⁈』
抱き抱えられ、連れてこられたのは風呂場。
椅子に座らされ、シャワーを頭からかけられた。
『な!何⁈』
「うるさいな…洗ってあげるって言ってるの…」
そういうと、月島くんは私の頭を洗い始めた。
『うまい…ね。髪の毛洗うの。』
「まあ、こんなもんデショ?」
『過去にエッチした子にもしてたんでしょ?』
冗談のように笑いながらいえば、予想とは違う言葉が返ってきた。
「椎名サンがはじめてだけど。」
うそ…
「こんな面倒なことやるわけないデショ。」
シャワーを出す音がしたから目を瞑ると温かいお湯がかかる。
首を後ろに傾ければ意外と男らしい手が頭皮をなぞった。
コンディショナーのおまけまでついて、いたせりつくせり。
洗ってもらった髪の毛を束ね、体を洗おうとボディソープを出そうとすると月島くんがその手を静止させた。