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第18章 side KEI TSUKISHIMA




side梢


「笑って?」

リエーフくんはそう言って笑う。



「”最後”は笑って終わりにしよう。」

溢れそうになる涙をリエーフくんはぺろりと舐めとる。

「俺はもう、梢の涙を拭いてあげられないから。」




優しくて

いつも私のことばかり考えていてくれたリエーフくん。



大好きだった。

あなたの彼女でいれて幸せだったよ。



「リエーフくん。私を彼女にしてくれてありがとう。
だいすきだったよ。」




そう言って私は、わらった。


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