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HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】
第3章 つぎのひのあさ。
「はいどーぞ。」
『あ、ありがとう。』
コップを渡されお茶を注いでくれたリエーフくんは「あれ?」と独り言のように呟く。
「梢て、家どこ?」
そういえば…
『っていうか、ここ、どこ?』
「俺ん家。」
『住所を聞いてるの!』
私はスマホを出すと地図アプリを起動させ、現在地を確認する。
『灰羽くん、このマンションの名前は?』
「マンション・キャッツアイ。」
『あれ?
うち、道路挟んで隣…なんだけど。』
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