第14章 旅の終わり。
頭がぼうっとする。
つま先まで張り詰めていた力が一気に抜け、ソファーに身体を預けた。
「すごいイキ顔。涎に涙にぐちゃぐちゃ。」
身体に力が入らない。
回復するのに時間がかかりそう。
そう思っていれば、くすり、笑い声。
「休憩してる暇、ないよ。」
そう、月島くんは言うと、私を抱き抱えベッドに移動させる。
そして、ベルトのバックルを外すとボクサーパンツから硬く張り詰めた肉棒を取り出した。
「舐めて?」
そう言い、私の頬を肉棒で叩く月島くん。
私はうつ伏せに体勢を変え、両手で肉棒を掴むと、根元からべろりと舌でなぞる。
先っぽを尖らせた舌先でつつけば、透明な液体がじわりと滲む。
それを指で掬い取ると見せつけるようにそれを口に含んだ。
「っ…いいね。その物欲しそうな顔。そろそろ喉の奥、犯してあげるよ。口、開いて?」
言われるがままに口を開けばぐぐっと押し入ってくる肉棒。
上手く喉奥まで導き、喉の奥を締めれば月島くんは小さな喘ぎを上げ口内に白濁を吐き出した。
喉を鳴らしながら飲み込めば、射精して萎えた肉棒が口から引き出される。
「ほんっと上手くなったよね?。」
私はふにゃりと萎えた肉棒を手に取り舐め上げる。
白濁を綺麗にするように、丁寧に。
「なーんか妬ける。」
いつの間にか背後にいたリエーフくんは不機嫌な声。
「俺、見てるって言ったけど流石にそろそろ限界。」
そういうとリエーフくんはとろけ切った私の穴に一気に肉棒を突き立てた。
『ひっ…?やあああっ!』
先っぽで奥をぐりりと抉られ身体の痙攣が止まらない。
「俺、正直、嫉妬してる。梢むちゃくちゃエロいんだもん。」
『り…えーふっだめっ!おくだめっ!』
「俺の、気持ちいいとこに当たってる? ナカ、すごい締め付けてくる。」
『きもちーからだめっ…なのっ!』
きっと今、イってる。
我慢させられた身体は急速な刺激で高められ少し突かれただけで達している。
なんども、なんども。
力の抜けた腰をリエーフくんはぐいと持ち上げ突き上げる。
私は目の前の布団を掴み喘ぐことで精一杯。