• テキストサイズ

HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】

第14章 旅の終わり。




『ねねっ!2人っとも!はっや!早いっ!』

いや、ね?私、低いけどヒールのあるパンプス履いてるの!

それに昨日から何度もあなたたちにイかされて体力ゲージ底ついちゃってるから足はもつれそうだし体ぎしぎしだし!


エレベーター前で止まった頃には息も絶え絶え…
膝に手をつき息を整えれば心配そうな声が降ってくる。

「梢、大丈夫?」

『ん…大丈夫、リエーフくん。』

「ねえ、椎名サン…体力なさすぎ…」

その少ない体力をMAXで使わせたのはどこの誰よ…

そう怒りたくなる気持ちを抑え、私はちょうど来たエレベーターに乗る。

扉が閉まれば、2人は私に提案をしてきた。

「なあ、梢、今日は3人で時間まで観光しない?」

「あと、帰ってから…社内旅行が終わってから、人のいない所で話し、したいんだケド…」

それについては私も提案しようと思っていたこと。
すぐに私は2人の提案を了承した。

『じゃあ、朝ご飯食べたあと、準備ができたら連絡する。』

「じゃあ電話くれたらすぐに迎えに行くよ。」

『わかった。』

そう返事をすれば2人はふわりと微笑む。
2人の笑顔を見ながら私は朝食会場に足を踏み入れた。




/ 235ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp