第14章 旅の終わり。
『ちょっと2人とも遅れる‼︎朝ごはんの集合時間間に合わない‼︎』
結局、あの後何度もイかされ疲れ果てた私…と2人は寝てしまったらしい。
気づけば朝食の集合時間15分前。
寝呆ける2人を叩き起こし、急いでシャワーに入る。
昨日、今日とたくさんナカに出された2人の精液は、できるだけ掻き出して…ってどれだけ出したのよ⁈
掻き出しても掻き出しても白い液体はあふれ出してくる。
後で産婦人科行かなきゃなぁ。
時間がないので、ある程度の水準まで綺麗にした後、お風呂から出れば2人はいなかった。
時計を見れば後7分!
髪の毛乾かしてる時間はないから…
できるだけ水気を絞ってタオルで拭いてっと。
服は今日着るはずだったノースリーブブラウスにスモーキーピンクのガウチョ。
鏡の前に座ると化粧水と乳液をたたき込み、コンシーラーでくまを隠して、ファンデを塗り最後に眉毛!
やばいやばい!後2分‼︎
スマホと部屋の鍵を引っ掴み、ポケットにしまったと同時に部屋のインターホンが鳴る。
出てみれば、ちゃっかり準備の終えた2人がドアの前で待っていた。
「早く!梢っ!遅刻だよー!黒尾さんに怒られるー!」
「こんなことで怒られるなんて本当にありえないんだけど…」
「梢は準備OK?」
そう聞かれ肯定すると、2人は私の手を引き朝食会場までの道のりをひた走った。