第13章 ふたり。
つか…れた……
リエーフの肉棒を口から離し、蛍の肉棒が抜かれると、私の体はそのままぺしゃりとシーツに倒れこむ。
こぽり、と膣から溢れ出す白濁。
そっか…
ナマでしちゃったんだ…
でも動く気力ないや…
そのまま、体の力を抜き寝てしまおうと考えていた。
いや、もう寝る寸前だった。
はずなのに、私の体は反転…いや、横を向いた。
上を向けばリエーフ…くん。
「俺、まだ足りない。」
『…うそ。』
「僕も、まだ足りないよ?」
月島くんは横向きになっている私の唇に、射精をしてやや硬度をなくした肉棒を触れさせる。
「いっぱい欲しがってよ梢。」
いつのまにかナカに入ってきたリエーフくんの肉棒。
奥をごつりと突かれ漏れる喘ぎ。
その瞬間、口の中に熱い熱が進入した。
口に広がる精液の味。
苦くて、苦くて
癖になる。
リエーフくんが動くたびに先ほど吐き出された精液が溢れる。
『りえ…ふ…うしろが…い…』
「ん、了解。」
リエーフくんは私をうつ伏せにするとぐいと腰を持ち上げまた腰を穿つ。
「こっちもちゃんと飲むんだよ。」
月島くんは私の頭を掴むと自分がいいように私の喉を刺激する。
くるしい
きもちいい
2つが混じり合い、子宮がきゅんとする。
「俺もっ…ナカに…」
「出すからっ…飲みなよ?」
頂戴?全部。
2人の全部を頂戴。
お腹と口ではじけるような感覚。
あったかい…
中に注がれる感覚を感じながら私は意識を手放した。