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HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】

第12章 社員旅行。





「あの人に何されたの?」

そう問われた私は少し、躊躇しながら口を開いた。

『首輪…とリード付けて……口…出された。』

「それだけ?」

そう言いながら近づいてくる月島くんにこくりと頷けば、するりと頬を撫でられる。

「うん。良い子。
良い子にはご褒美…あげないとね。」

そう言いながら月島くんは人差し指で喉を撫でる。

気持ち良い…










『もっと……ご褒美…ください…』

そう、私は口走っていた。
それを見た月島くんとリエーフくんは蔑んだように笑う。


「本当に変態ダネ……?梢。」

「こんなに変態だって思わなかったよ。」



もう、どうでも良いや。
気持ちよくなれるのであれば。




ゴールドとグリーンに見つめられ、私はこくり、喉を鳴らした。




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