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HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】

第12章 社員旅行。




side月島

そろそろかな?

僕はいじっていたスマホを充電器に刺し部屋の外に出て鍵を閉めた。

向かった先は隣。


外のインターフォンを押すと少ししてから扉が開く。
チェーンロックがかかった隙間から覗くグリーン。

「何?」

「僕達の部屋の鍵、預かった。あと、梢、どうなってるかなってね。」

わざと名前で呼べば、灰羽ははあとため息をつきながらチェーンロックを開けた。

「なあ、月島。梢に何仕込んだの?」

部屋の中に入り奥に進めば…






いた。

手をベルトで縛られ、涙と体液でぐちゃぐちゃになった梢が…

『つき…止めてっ』


僕はポケットを探るとダイヤルのついた”それ”を灰羽に渡した。

さすが遠隔操作のできるバイブ。
隣の部屋から操作しても動く。

「僕はここで見てるからさ。好きにしなよ。」


僕は隣のベッドに腰掛け足を組む。
そして、快感に悶える梢に問う。


「灰羽と”それ”に何回イかされたの?」

『あっ…さ…かい…』

「もっと…デショ?ちゃんと正直に言いなよ。」

『ごか…』

全部を言い終わる前に梢の身体が震える。
灰羽がリモコンをMAXにしたみたいだ。

『やあっ…イっちゃう!ろっかいめっ!イくっ!』

びくりびくりと身体を痙攣させながら梢は壁にくたりと寄りかかった。

「嫌がるどころか悦んでるよね。梢」

灰羽は低い声で呟くとスキニーパンツから自分の肉棒を取り出し梢の頬をべちりと叩く。

『りえ…ふく…ごめ…なさ』

「舐めて。」

梢は躊躇することなく灰羽の肉棒を咥え奉仕する。

「ちゃんと奥まで咥えなよ?」

僕がそう言うと灰羽はぐっと顔をしかめる。

「イマラまで…?」

「これは仕込んだ覚えないんだけどね…」

灰羽は肉棒を引き抜くと物足りなさそうにこちらを見る梢に問いかけた。

「喉、誰に仕込まれたの?」

『…出張…天童さ…』

出張2日目。
梢が帰ってきた時、他人の精液のニオイがしたから何かあるなと思ってはいたけれど…

「あの人に何されたの?」



僕が問えば、梢は素直に話した。


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