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HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】
第2章 解散のあと。〜灰羽リエーフの場合〜
『はいばくん?』
「服着た?」
そう言い振り返る俺。
.
梢は服なんて着てなかった。
タイトスカートにストッキング。
酒で火照って淡くピンクに染まる肌。
ブラジャーからこぼれ落ちそうなおっきな胸。
とろんとした目。
ツヤツヤの唇。
布団から抜け出た梢はさっきより服装が乱れてとんでもないことになっていた。
「ちょっ…まっ…」
『はいばくん?』
俺の動揺を不思議そうに見つめ、こてんと首をかしげる。
俺は、梢の唇に噛み付くようにキスをしていた。
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