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HQ商社 営業3課へようこそ!【HQ】

第11章 やさしさ。




ベッドに移動すると、お互いTシャツを脱ぐ。
下着に手をかけようとするとリエーフくんに止められる。

「俺の楽しみ奪わないで?」

私は下着から手を離し、リエーフくんの手を私の胸に置く。

『じゃあ…お願い?』

柔らかさを楽しむようにリエーフくんは下着の上からふにふにと胸を揉む。

「俺が付けた痕、残ってるね?」

『さすがに一昨日付けたんだからまだ消えないよ。』

「でも少し薄くなってる。」

ちゅっ、ちゅっと顔に口付けながらリエーフくんの手が背中に周り、ぷつん、と下着のホックが外れる。


前から思ってたけど、リエーフくん、おっぱい好きだよね…


下着の外れた胸を左右から掴んで揉みしだく。
たまに中心を刺激するように指先が動き、その度に小さく体が動く。

「身体、びくびくしてる。可愛い。」

そう言いながらリエーフくんは胸のふくらみに唇を近づけ赤い痕を残す。

『また…痕…』

「梢が俺のだって印でいっぱいにしたい。」

上目遣いで言われたら、断れない…

『服で隠れる所にして…ね?』

「わかってる。」

そう言いながらリエーフくんは幾度となく赤い華を咲かせる。

じりっ、じりっ
小さな痛みが何度も肌を焦がす。



『リエーフ…くん…』

「何?」

『足りない…よ…』

にやり。
リエーフくんが目を細めて笑う。

「梢はどうしてほしい…?」

リエーフくんはいつも問う。
私がしてほしいことを。






『も……欲しい…?リエーフくんの…』

リエーフくんの喉がこくりと鳴った。


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