第10章 出張。
私はそのまま服装を整えさせられ、駅前の繁華街に連れ出された。
みんなが私を見ているような気がして視線を下に落とす。
ぶるり
一瞬振動。
何事かと顔を上げれば月島くんが笑顔で私を見る。
「ちゃんと前向いて歩きなよ。」
『う…うん…』
そんなこと言ったって…
そう思いながらわたしは下腹部の違和感とともに歩き出す。
こんな痴女まがいな行為。
恥ずかしいだけのはず。
それなのに、わたしの下半身はどんどん熱を帯び、とろとろとナカをとろけさせる。
下着はもうぐちゃぐちゃ。
スカートに浸透したらどうしよう。
そう考えるけど、考えるたびにぞくり、と背中に走る甘い感覚。
月島くんが言った通りだ。
私、変態だ。
月島くんに虐められて反応してる。
気持ちいい…なんて…