Loveyourself ~君が嫌いな君が好き~【気象BL】
第4章 N×A~復活LOVE~
Nside
今日はしやがれの収録。それで今はテレビ局に入り楽屋に向かっているところ。
ガチャ。
開けるとそこには大野さん、翔さん、潤くんがいた。
―――――あの人は、いなかった。
二「……………」
俺は踵をかえしてドアを開けた。
二雅「っ………………」
その先にはコーヒー缶を持った彼。
彼と目線が合う。でもそれは一瞬に過ぎなかった。
彼は即座に目線をそらし、楽屋の中に入っていった。
沈んだ空気。それは赤子が泣き出すであろうほど重たいものだった。
いや、そう感じているのは俺だけかもしれない。
いやいや、そうじゃないか……。