Loveyourself ~君が嫌いな君が好き~【気象BL】
第14章 S×A④
Sside
待合室の真ん中のテーブルの所へ行き、2人は椅子に腰掛ける。
「改めまして、相葉さんの担当医師をさせて頂く丸亀です。一刻でも早く相葉さんの様態が回復するようにつとめていきますのでよろしくお願いします。早速なんですが、今回の倒れた原因は、心当たりがありますでしょうか?」
翔「いや...よく分からないです。長距離走の途中で倒れたんですけど、長距離走が走れない、つまりかなりの病弱だとかいう話は耳にしたことがありません。たまたま調子が悪かったのかと思いましたがそんな偶然は有り得ないだろうと思いました...」
丸亀さんは目を見開いた。まさか“よく分からない”
この言葉が出てくるとは思ってもいなかったような表情だった。
翔「丸、亀さん...??」