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L’INCONTRO FATALE【おそ松さん】

第6章 目覚めの良い朝




おそ「あ、そうそう愛ちゃん。今日カラ松が買い物連れてってくれるから。」

『…へ?』

カラ「なッ、おそ松…!?」

おそ「生活してくのに色々いるでしょ?だから揃えておいでよ。」

『えっそんな』

おそ「命・令。」

『っ…、』

またそんな卑怯な…!

おそ「てことでよろしくな、カラ松!」

カラ「…ハァ。分かった。」

不満たっぷりの表情で了承するカラ松さん。

そりゃそうだ…!!

きっとお仕事だってあるのに私の為に買い物だなんて…絶対に面倒臭いはずだ。

カラ「おい、ガール。」

『はっ、はい?』ビクッ

カラ「買い忘れが無いようにな。」

『はいっ…!すみません…なるべくお時間は取らせないようにします。』

私は急いで朝食を済ませて、言われた通り買い忘れが無いようにメモに書き出した。

カラ「ガールの準備が済んだら出ようか。」

『分かりました!洗い物だけ済ませてきますね。』タタタッ…

おそ「カラ松、ホイ。」

カラ「ん?」

おそ「今日の買い物はこのカード使って。」

カラ「あぁ、サンキュー。」

おそ「分かってると思うけど愛ちゃんの買い物以外に使ったらダメだからな!?」

カラ「OKブラザー!」

おそ「あ、今日車使うよな?キー渡しとくわ。」

カラ「ん?俺のバイクで行こうと思ってるんだが。」

おそ「…え?荷物どうすんの?」

カラ「…バイクで間に合うだろ?」

おそ「間に合わねーよ!」

カラ「えぇ、どれだけ買うつもりなんだ!?」

おそ「俺のカードなんだからケチくさい真似すんなよ?欲しい物は全部買ってやれ。」

カラ「お、おう…。やけに甘やかすな?」

おそ「別に…そんなんじゃねーよ。」

ダダダッ!

『すみませんカラ松さん、お待たせしました!』

カラ「ん、行こうか。」

おそ「んじゃヨロシクー!」

カラ「会議の方は頼んだぞ。」

おそ「了解~!」



カラ松さんの後をついていくと地下にある駐車場らしき場所に出た。

だだっ広いわりには、高級そうな車2台とバイクが停まっているだけだった。

カラ「すまないが、念のために後部座席へ座ってくれるか?」

『あっ、はい。』

こんな車…私なんかが乗っても良いのだろうか。

言われた通り、後部座席へ乗り込んだと同時にカラ松さんも運転席へ乗り込んだ。

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