• テキストサイズ

隣の家の二宮くん

第27章 27.まぼろし?-二宮side-


まだ、よくわからない。

1年も会ってないわけだから緊張してるし
触れていいかも迷う



でも彼女は構わず俺の腕にしがみつい、
気持ち良さそうにしてる。






「二宮くんだ!うわぁ!」



そう俺を呼ぶのはタキシードを着た、
"大野さん"





「あ、おめでとうございます。」



「ん、ありがとね?来てくれて」



「聞きました。皆が病院来てくれたって」




そう言うと少し照れて大野さんは笑った
会場の前で座ってるのは奥さんかな?
すごい綺麗な人だった。






「松本くんの案なんだけどね?
だから今回のちゃんの帰国も秘密」




なるほどね。
潤くんなら考えそうですわ





「じゃあね」



「あ、はい」






大野さんはそう言うとまたお嫁さんのところに戻っていってふにゃっとした笑顔で話していた。
/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp