第2章 約束
「あれ‥もう朝か」
里奈は昨日夢で見た地獄を思い出していた
「楽しそうだったな‥地獄のほうが今より楽なのかな‥」
「死ぬ気ですか?」
「鬼灯さん‥!?」
里奈は驚いた
「今日も?」
鬼灯は頷いた
「朝ごはん食べていきますか?」
「すいません‥」
「お昼のお弁当鬼灯さんの作りますね」
「ありがとうございます」
鬼灯と一緒に学校へ向かった
「里奈さんひとつきいてもいいですか?」
「なんでしょうか?」
「なぜいじめられてるんですか?」
里奈の足が止まった
「すいません言いたくないならいいですよ?」
「いえ‥はなします‥。私には友達がいました。その時は普通に学校生活を送ってました」