第6章 あなたに会えてよかった
「それが現世にいったきり帰ってきてないんです」
「え?」
里奈は胸騒ぎがした
「鬼灯さん!現世に行きましょう」
里奈はそういうと走って行ってしまった
鬼灯は里奈を追いかけた
「里奈さん‥行き方もわからないのにひとりで行くんですか?」
鬼灯は里奈を抱きかかえると走りだした
「鬼灯さん‥」
現世にむかった
「白澤さん‥」
すると黒い光が現れた
「黒い光?」
「行きましょう」
黒い光を辿ると里奈がいた病院についた
「あ‥ああ‥!!」
白澤の声が聞こえた
声のするほうにいってみると白澤が倒れていた
背後には黒い光が
「白澤さん!!」
「里奈ちゃん‥来るな!」
「いったいなにが‥」