第5章 お別れ
鬼灯は涙が止まらなかった
(鬼灯もなくんだな‥)
すると白い光が里奈をつつんだ
「消えた‥」
里奈がその場から消えた
「地獄に戻るぞ鬼灯」
鬼灯は頷いた
里奈が地獄にきていると信じて
「そうなんだ‥」
閻魔大王は悲しそうな顔をした
鬼灯は里奈を探したが見つからなかった
「鬼灯くん仕事いってきな」
鬼灯はいつものように仕事を始めた
それから何年かたったある日
一人の少女が地獄に迷い込んでいた
「どうかしましたか?」
「あ‥あの‥気づいたらここにいて」
鬼灯はその少女をみた瞬間涙を流した
その少女は優しく微笑んだ
「来るのが遅くなりすいません鬼灯さん」
「里奈さん」