第5章 お別れ
「鬼灯くん‥もうあの子の所に行かなくてもいいんだよ?」
閻魔大王が何を言ってるのか鬼灯にはわからなかった
「地獄に来る予定の人がいるからその人の所へ行ってね鬼灯くん」
閻魔大王は肩に手をおきながら言った
「それはできません」
鬼灯はそのままいこうとした
「鬼灯くん!!里奈ちゃんはもう地獄にくることはないんだ!もし奇跡的にこれたとしても鬼灯くんの事は忘れてしまう!だったらもう会わない方が鬼灯くんのためなんだ!」
「それじゃあ‥私は何のために‥里奈さんを見捨てるなんて出来ません!」
鬼灯は里奈に会いに向かった
「鬼灯くん‥」
閻魔大王は止めはしなかった
(里奈さん‥里奈さん‥お別れなんて嫌です)