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私の兄は排球部
第2章 セッターとは(菅原孝支)
「本当。ごめん」
『良いって。私の方こそ、ごめん。あの時はイライラしてたんだ』
頭を垂れる旭を宥めながら私も謝った
「そっか」
そう言いながらヘラリと笑う旭にあの頃と変わらない旭の姿が見えた
「おーい。、旭ー。部活いくべー」
気付けば孝支が呼びに来てた
『ごめん。すぐ行く』
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