ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】
第4章 突然の招待
レイジ「まあ、スバルとは出会う機会もいずれあるでしょう。それでは貴女。軽い自己紹介をしてください」
いきなり振り向かれ驚く。やはり、顔があまりに整っている人に囲まれると妙に緊張する。顔には、全くと言っていいほど、自信が無い。
『今日からお世話になる、奈律です。よ、よろしくお願いします』
なんだか、じっと見られている。確かに、話を聞く時は相手をしっかりと見るように、とよく言われるけど、これは………何か違う。じっくりと値踏みされているような………、なんせ、あまり気分が良くない見られ方だ。
『あの………なにか?』
「君ってさぁ……」
室内なのにシルクハット?をかぶった青年がにやりと口角を上げながら話しかけてきた。顔が端正なせいか、それとも彼自身にわたしをそうさせる効果があるのかは知らないけど、背筋がぞわりと寒気立つ。
「もしかして……、無自覚なの?んふ」
『無自覚……?それって……?』
レイジ「ライト。これ以上は後で話します。とりあえず貴女は先程案内した自室に戻りなさい」
わたしに向けてそう指示したレイジさんの肩越しに、ライト、とかいう青年と目が合う。
また、にやり、と。
わたしは逃げるように共用スペースをあとにした。