ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】
第4章 突然の招待
わたしは急いで準備を終わらせ、下の共用スペース、とかいう所に下りる。
そこにはすでに先ほど案内してくれた彼がいた。そして、彼の側のソファーに、後ろ姿しか見えないけどふたり。
「ああ、来ましたね。カナト、アヤトはどうしました?」
「僕に聞かないでください……知るわけないじゃないですか……。ねぇ、テディ?」
アヤト………。
いや、どこにだっているよね。
同じ名前の人くらい。
「アヤトくんならさっき出ていったよ〜?なんか、めんどくせぇって言ってた〜。んふ」
「穀潰しもどこに行ったんだか」
長男さんも苦労してるのね……。
「なら、スバルは?彼はどこへ行ったのです?」
「スバルくんなら、まだ部屋で寝てるんじゃない?」
会話に混ざることもできないので、じっと3人のやり取りを聞いていると、テディベアを持った可愛らしい男の子と目が合った。
「ねえ、君」
『へっ!?え、わたし?』
「他に誰がいるんです……?」
『だ、だよね……』
「君がスバルを起こしてきてください……」
そんな無茶な……!
『でも、どんな人かも知りませんし……』
「君は……僕のお願いを……聞けないんですか……?ひどいです……ひっく」
『え、あ……わ、分かった!行く!行きます!』
「じゃあ、さっさと起こしてきてください…」
泣いてたと思ってたのに、けろっと表情が変わる。
可愛いから許すけどさ……。