ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】
第4章 突然の招待
「貴女の部屋はここです。好きに使って構いません。準備が整い次第、下の共用スペースへと下りてくるように。貴女を兄弟に紹介します」
彼は見た目だけでなく、何においても完璧らしい。
手紙に書いてあったことを思い出す。
確か、長男に一任する、って書いてあったっけ。
ってことは、彼が長男なのかな。
しっかりしてるし、いいお兄さんなんだろうな……。
「何です?私の顔に何か?」
あ、見すぎちゃったかな?
眼鏡の奥で光った彼の眼に少しぞっとした。
『っ!い、いえ!何も!』
「そうですか。それでは、後ほど」
彼は訝しげにわたしを一瞥してから、部屋を出ていった。
あの人は少し怖い。
本当に人なの?
そう思うくらいに、彼には何か異様なものを感じた。まあ、人じゃない、なんてありえないんだけど。
《違う。彼はわたしと同族。》
あれ?
また、何か聞こえた気が………。
気のせいかな。