ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】
第4章 突然の招待
彼に案内されるまま、玄関に入ってすぐのところにある、広い階段に上る。赤いカーペットまでひいてある。次元が違うなあ、と思う。
「………貴女……もしかして……」
前を歩いていた彼がわたしを振り向き、顎に手を当て、眉をひそめる。
『………?はい、何でしょうか?』
「………ああ、そういうこと」
ひとりで自己完結してしまったらしい。どこか、愉しげににやりと笑った。
その表情は、彼の端正な顔をさらに美しく見せた。
それはもう、ぞっとするくらいに。