ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】
第4章 突然の招待
『なっ!?どうして開かないの………!!』
完全にパニックに陥る。
押しても引いても扉はびくともしない。
わたしを閉じ込めるかのように。
「無駄ですよ」
『ひゃあっ………!』
突如、後ろから聞こえた声に驚いて、反射的にその場にしゃがみこむ。怖くて、後ろを振り向けない。
わたしが今、どういう状況下にいるのかを理解したくない。怖いものは怖いの!
「いつまでそうしている気ですか?貴女は客人なのですから、はやく奥へと上がってください」
『きゃくじん?』
話している内容がとても現実的で人間味があったから、オバケでないということは分かった。
だから、安心して後ろを振り向く。
そこにいたのは、綺麗な黒髪をした男性。いや、青年。赤い血のような眼に眼鏡をかけている。
すごく端正な顔で、浮世離れした美しさ。
シュウさんに引けを取らないくらいに。
って、なんでシュウさんと比べるの。